2009年10月10日

1989〜1992年課題曲難易度表(実検作)

遂に課題曲の表記がアルファベットの92年まで到着したね。
ここからはA〜D(時々E)の表記になるよ。
さてさて、今宵もお気楽グレードレビュー始まり〜〜。

1992年
課題曲A:ネレイデス(★★★★★)
非常に難しい曲だね。
4分前後と短い曲なのだが、内容が充実しており無駄が無い。
出だしのSサックスとAサックスのユニゾンの緊張感は壮絶。
水面が突然揺れ出す描写は非常に複雑な構成で大変。
後半の3連符系(9/8拍子)は金管が物凄く難しい。
主旋律の高音木管やトランペットは気持ちいいのだが、伴奏の難しさはかなりの物だよ。
課題曲B:吹奏楽のためのフューチュリズム(★★★★★)
阿部氏の曲は多調がメインなので和音取りが難しい。
出だしの打楽器が非常に難しいし、主部は4/4+3/4の7拍子でリズム感が狂いそう。
どんどん転調して、普通ではあり得ない音に臨時記号が現れつつ、しかも7拍子と混乱しそう。
中盤は非常に綺麗な構成なのだが、ピッコロとグロッケンは非常に難しい。
多調主義なのに分かりやすい旋律で粗が目立つ難曲。
課題曲C:吹奏楽のための「クロス・バイ・マーチ」(★★★★★+★)
これは饗応婦人と同じく例外的に難易度★5つ以上。
先のA・BもGOLD的にはMAX難易度の★5つだが、これは更に難しいので★6つかな。
一応4拍子に還元出来るように構成されているらしいが、マーチなのに変拍子の連発で非常に難しい。
いや、非常にじゃなくて演奏不可能レベル並みに難しい。
しかも、音域は広い上に物凄く細かい動きばかり。
ある意味饗応婦人よりも技術だけなら難しいと思うよ。
2.5/2拍子などあり得ない拍子が存在するし、この曲を選択したチームには心から尊敬するよ。
課題曲D:ゆかいな仲間の行進曲(★★★☆☆)
先のA〜Cが難曲なのでCDなどで聞くと簡単に聞こえるが、実は結構難しい曲。
伴奏の刻みが細かくて遅れがち。
主旋律は分かりやすくて楽しいのだが、先述通り伴奏の刻みが16分音符ばかりで非常に大変。
ちょっとテンポを遅めにすれば対応出来る楽しいマーチだけどね。
・・・しかし、結構難しいマーチだがA〜Cが物凄く難しいので選択したチームが異様に多かった曲だよ。

1991年
課題曲A:吹奏楽のための「斜陽の遺跡」(★★★★★)
これは難しい。
作者が狙って現代曲に仕上げた確信犯的作品であり、現代曲=ロックと主張している作者のパワーが感じられるらしいよ。
3連符系の速い刻みを対応出来るチームは限られており、作曲者が学生時代に出来なかった難しい課題曲への挑戦みたいだよ。
まあ、テンポを下げれば意外と演奏出来そうだけどね。
課題曲B:コーラル・ブルー 〜沖縄民謡「谷茶前」の主題による交響的印象〜(★★★★☆)
真島氏の曲は本当に色彩豊か。
つまり、その色彩を表現する為には技術力が必要。
木管が非常に難しい曲だが、トランペットやホルンもかなりの音域を指定されているので難しい。
GOLD個人の感想だが、2000年の道祖神の唄よりも色彩を強調している分難易度は高め。
沖縄旋律は決まった形になりやすいのだが、この曲はかなりの展開をしている力作。
課題曲C:ロックン・マーチ(★★★★☆)
難易度は非常に高いが楽しいマーチ。
フリーダムな動きばかりで歩くのは不可能なレベルのマーチ。
マーチお決まりの「ズン・ズン」などの伴奏が余り無いのでテンポが取りづらい。
逆に伴奏が複雑な動きでテンポが物凄く取りづらい。
しかし、伴奏・旋律・リズムともに非常に楽しく、コンクール以外ならば是非とも吹いて欲しい佳作。
課題曲D:そよ風のマーチ(★★☆☆☆)
これも92年課題曲Dと同じく、先の3曲が難曲なので簡単に聞こえるが、実は落とし穴が存在する曲だよ。
難しいのは冒頭の低音から始まる部分。
ここのテンポは構成的に走りやすいので曲全体に影響する。
後半の3連符系が転がりやすい。
とは言え、非常に楽しいマーチで冒頭さえクリアすれば後は簡単なレベルかな。

1990年
課題曲A:ランドスケープ-吹奏楽のために(★★★★☆)
ドラマティックな曲で人気がありそうな曲。
しかし、それを表現するのは難しい。
四分音符80くらいの速さだが、32分音符表記が多く非常に細かい動きが多い。
12/16拍子と言う特殊な拍子も現れるしリズムが取りづらい。
中盤のピッコロは美味しいが難しい。
ピッコロとソロ・クラリネットは肺活量と音色が求められる。
再現部のサックスの刻みはシングルリード系では難しい同じ音符の細かい刻み。
コーダのホルンやトランペットの刻みは跳躍が激しいので外しやすい・・・。
格好良い曲だが、これは演奏は困難な部類かと。
課題曲B:吹奏楽のための「風の黙示録」(★★★★☆)
こちらはアナリーゼが物凄く難しい曲。
故・名取氏の音楽は独自の「うねり」が存在し、これを演奏する読解力は並大抵では無いよ。
全体的に木管の裏の動きが激しい感じかな。
団員全員が音楽をある程度理解しないと音楽にすらならない。
作曲者の戦争体験を表しているなど非常に重い曲で、この曲を演奏するならば強靱なる精神力が必須だよ。
課題曲C:マーチ「カタロニアの栄光」(★★★★★)
こちらは技術力が必要なマーチ。
間宮氏は民族音楽の研究家でもあり、先述した94年課題曲みたいに独特なる旋律が登場するよ。
この曲に必須なのが、技術力のある木管と跳躍が得意なトランペットパートが最低3人以上必要だね。
物凄く格好良いマーチだが、木管は非常に細かい動きでマーチのテンポでは動き辛く、トランペットは輪唱でG(トランペット読みでラ)の跳躍が3パート連続など物凄く難しい。
佼成の日本人作曲家のCDVol2でもトランペットが盛大に外しているし、プロでも難しい曲と実感出来るよ。
課題曲D:行進曲「マリーン・シティ」(★★☆☆☆)
一見すると簡単そうに聞こえるが、トランペットは疲れる。
特に後半はハイトーン連続で大変。
トランペットの休みが少ない上にハイトーンが後半は結構多い。
名作曲家である藤田氏が補作したのか色彩豊かで楽しいマーチだが、トランペットの負担が多い曲。

1989年
課題曲A:風と炎の踊り(★★★★☆)
★3つと4つの中間くらい。
木管が非常に難しい曲。
冒頭からの3連符系の動きで止まりそう。
後半の速い部分は逆に金管にパワーが必要。
小長谷氏の曲は技術的に難しいのだが、曲想が分かりやすいので表現しやすいのが利点。
課題曲B:WISH for wind band(★★★★☆)
和音とリズムは非常に難しい。
しかし、困難な音はホルンのグリスツァンドくらいで何とかなるかと。
兎に角変拍子の多い曲で、特に中間部分はリズム取りが難しいよ。
2004年のエアーズを更に難しくした感じで、変拍子の対処が重要な曲だね。
課題曲C:行進曲「清くあれ、爽やかなれ」(★★★★☆)
3連符主体のマーチで跳躍が多くて大変。
タッカのリズム(付点8分音符+16分音符)がトリオにあるので、恐らく3連符主体の4/4だと思うが、連続する音の3連符が多いので転びそう。
基本に忠実に難しいマーチ。
課題曲D:ポップス・マーチ「すてきな日々」(★★★★☆)
とても素敵な曲だが、全体的にパワーが必要な難しい曲。
木管は細かい動きが多く、全体的に金管の体力が決め手。
どのパートも目立つように書かれており、岩井氏の作曲技術の高さが覗える名曲だよ。
トランペットが目立つのは当たり前だが、ホルンのハイトーンが鬼門になりそうだね。
・・・それにしても、89年はどれも難曲ばかり。
どの曲も非常に難しく、1番簡単だと思うDでも当時の学生は苦戦したと思うよ。
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2009年10月02日

1993〜1996年課題曲難易度表(実検作)

遂に19年間愛用(昨日のメインブログでは18年と書いたが間違えていた)していたCDプレーヤーがご臨終したよ・・・。
GOLDが所属していた吹奏楽部が全国大会へ出場したお祝いに両親から買って貰ったプレーヤーだったよ。
まあ、19年も使えば十分大切に使ったと言えるよ。
さてさて、今回もお気楽難易度レビューの始まり。

1996年
課題曲T:管楽器のためのソナタ(★★★★★)
非常に分かりやすい旋律のみで構成されているが、どのパートも重要な位置を占め、更に細かい動きが多くて非常に大変。
勿論ミスなど絶対に分かるし、1つのミスが致命傷に成り兼ねない恐ろしい曲だよ。
小編成用に書かれているので、大人数のバンドでは間違いなく重い演奏になるし、本当に難しい要素ばかりな曲。
課題曲U:般若(★★★☆☆)
名前の通り日本風の曲だが、テンポは良く変わるしリズムも結構複雑。
恐らく序・破・急の構成だと思うが、クラリネットとフルートを中心にソロが結構あるので結構恐い部分も。
課題曲V:クロマティック・プリズム(★★★★☆)
★5つにするか悩むくらい難しい曲。
半音階で占められた複雑で変拍子満載の難しい音楽なのだが、それよりも練習で半音階ばかり聴いて精神がすり減るのが1番の難関。
トランペットに結構難しい音域やミュートの刻みが入りづらいなどあるが、それ以外のパートは音域はそれ程でも無いかな。
課題曲W:はるか、大地へ(★★★☆☆)
非常に分かりやすい音楽だが結構難易度はシビア。
前半部分は結構ソロが多いので綺麗な音が必要。
中間部分の激しい部分はトランペットのダブルタンギングが必要かな。
主旋律よりも、裏の動きが難しい曲の典型例だと思うよ。
課題曲X:交響的譚詩〜吹奏楽のための(★★★★★)
非常に難しい。
出だしのホルンとトランペットは音域高いし、木管は6連符で激しく動くし、聴いた瞬間に難曲と分かるよ。
ソットヴォーチェのクラリネットソロは美味しいが表現が難しい。
裏の16分音符5個刻みが合わせ辛い。
中間部分も複雑に細かい動きが絡まって大変。
後半は変拍子の嵐で、1小節ごとに変化するので指揮も含めて非常に難解。
演奏時間が短めなのか結構人気はあったけどね。

1995年
課題曲T:行進曲「ラメセスU世」(★★★★☆)
全体的にパワーが必要な格好良いマーチ。
トランペット・ホルン・トロンボーンと金管は音域高め。
しかも2番・3番トランペットは1番と違う動きだったり、バストロンボーンはダブルロータリーが無いと音が出せない低音Cが存在しているよ。
木管はある程度細かい動きはあるが、まあ金管程では無いよ。
課題曲U:スプリングマーチ(★★☆☆☆)
オーソドックスなマーチだが、結構難しい要素あり。
トリオ前のベルトーンやトランペットのカップミュートを使った刻みやコーダのシロフォンは難しい。
それ以外は特に難しい所は無いかと。
課題曲V:第1行進曲「ジャンダルム」(★★★☆☆)
出だしのクラリネットが音程的に結構難しい。
技術的に難しい箇所はそれ程ないが、兎に角マーチなのに場面描写が多い。
なので、アナリーゼが大変で時間がかかるよ。
課題曲W:アップル・マーチ(★☆☆☆☆)
トリオのホルンがやや高いのと、コーダ前のフーガ風な部分が多少難しい程度で簡単なマーチかと。
しかし、非常に素直な曲で明るく楽しいお勧めなマーチ。

1994年
課題曲T:ベリーを摘んだらダンスにしよう(★★★★★)
兎に角難しい曲で、拍子は変わるしテンポもよく変わるし動きも複雑。
前半は木管の非常に細かい動きで四苦八苦し、中盤は音程取りにソロの難しさに悶絶し、後半のダンスは低音の変な裏打ちはやりきれない難しさ。
しかも旋律自体は非常に綺麗で分かりやすいので、余計に周りにはバレる・・・。
課題曲U:パルスモーションU(★★★★★)
これも非常に難しい曲。
パルセイションと違って木管がテクノ風の細かい動きばかりで伴奏と合い辛い。
一部パートは同じCの8分音符ばかりで精神力とリズム感が必要。
これも旋律自体は分かりやすいので粗が目立つ恐い曲。
課題曲V:饗応夫人 太宰治作「饗応夫人」のための音楽(★★★★★+★★)
難易度は★5つが最高だが、これは更に上を行くので★2つ追加。
これは普通のバンドでは演奏すら不可能。
と言うか、個人が楽譜を見た瞬間に理解不能かと・・・。
勿論リズムは複雑で音域も激しく旋律の読解も難しい。
この人の曲は編曲物以外は皆難しく、上級バンドでも苦労するのは間違い無いよ。
課題曲W:雲のコラージュ(★★★☆☆)
主旋律やコードの変更以外は改造が許されている伝説の曲だよ。
原点版では2番フルートなどの楽譜が存在せず、バンドが独自に楽譜を作らないといけない凄い曲。
全体的にソロが多い曲だが、意外と複雑に絡み合う場面も多く練習が必要。
94年では1番簡単な曲だが、かなりの難易度で当時の人は大変だったのが目に浮かぶよ。

1993年
課題曲T:ターンブル・マーチ(★★★☆☆)
パートによって難易度がかなり違う曲で、トランペットとホルンは★4つかな。
逆に木管はそれ程難しくは無いかと。
兎に角トランペットとホルンの体力勝負の曲で、沢山の人数を導入するか体力のある人が居るバンドで無いと自由曲で潰れてしまうよ。
伴奏で結構難しい部分もあるし全体的に考えて★3つかな。
課題曲U:スター パズル マーチ(★★★☆☆)
この曲は逆に木管が難しい。
細かい動きが非常に多いのでマーチにしては大変。
色んな星の主題が現れる楽しいマーチで、過去の曲にするのは勿体ないよ。
是非いろんな人に演奏して貰いたい快作。
課題曲V:マーチ「潮煙」(★★★☆☆)
旋律が16分音符多めなので結構難しい。
序盤のトランペットソロは未だに伝説になっている名旋律。
このトランペットで全体の出来が決まる恐ろしい曲だよ。
課題曲W:マーチ・エイプリル・メイ(★☆☆☆☆)
一部のパートに結構高い音が存在するが、まあ簡単なマーチ。
ブルースカイみたいに明るく楽しいマーチなので、是非とも練習曲やコンサートの開幕に使用して欲しい名作マーチ。
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2009年09月20日

1997〜2000年課題曲難易度表(実検作)

では、今日もレビューを書いてみようかな。
いつものようにお気楽レビューだけどね。

2000年
課題曲T:道祖神の詩(★★★☆☆)
細かい動きが多く、縦の線が揃いにくい。
技術的には結構難しいが、親しみやすい沖縄民謡系で形は掴みやすいかな。
課題曲U:をどり唄(★★★☆☆)
取りあえず、冒頭のトランペットによるベルトーンが難しい。
細かい動きが少々あるが、まあ出来ない範囲ではないでしょう。
課題曲V:胎動の時代-吹奏楽のために-(★★★☆☆)
この曲は、曲調を掴むのが難しい。
主題はあるのだが、徐々に変形するのが掴みにくい。
後半のホルンは非常に格好良く気持ちよさそうだが、伴奏の連続3連符は勘弁して欲しい形だね。
課題曲W:吹奏楽の為の序曲(★★★☆☆)
J.ウィリアムズみたいな壮大なファンファーレ。
2/4と6/8が混じるので、結構リズム的には大変。
結構金管のパワーが必要だが、まあ★3つ程度でしょう。

1999年
課題曲T:マーチ・グリーン・フォレスト(★☆☆☆☆)
非常にバランスの取れているマーチ。
親しみやすいメロディーに正確に練習しないと崩れる構成。
難しい要素は無くても聴けば上手さが分かる。
まさに課題曲と言えるマーチで、沢山の人に吹いて貰いたいお勧め曲。
課題曲U:レイディアント・マーチ(★★★★☆)
非常に難しいマーチで、特にトランペットはハイトーン連発で大変。
16部3連符が非常に多く、この速度ではトリプルタンギングが出来なければ不可能に近い感じ。
短調の格好良いマーチで、中東方面の不思議なメロディーが響く面白い曲。
課題曲として選択するのは厳しいが、コンサートでチャレンジするには面白いかもね。
課題曲V:行進曲「エンブレムズ」(★★☆☆☆)
スーザを模倣して作られたマーチみたいだよ。
弱起から始まるメロディーなので合わせるのが大変。
しかも、トリオからは6/8拍子に変化するのでリズムも難しい。
曲としては分かりやすい部類だけどね。
課題曲W:行進曲「K点を超えて」(★☆☆☆☆)
それ程難しい要素は無いのだが、テンポ設定が早めなので転びやすいのが難点。
しかし、気持ちよく吹く為には結構速いテンポじゃないと面白くない。
速いマーチの練習に最適かもね。

1998年
課題曲T:童夢(★★★☆☆)
綺麗な曲だがソロが多くて結構恐い曲。
難しい要素は綺麗な音楽なので音楽作りが完全に分かること。
これはコンサートでやって欲しい曲かな。
課題曲U:稲穂の波(★★★☆☆)
★2.5くらいかな。
吹奏楽にしては珍しい♭系じゃない調号の曲。
こちらも非常に綺麗な曲だが、結構音の厚みがあるので課題曲Tよりやりやすいかも。
6/8拍子なのでリズムが結構大変だけどね。
課題曲V:アルビレオ(★★★☆☆)
この保科氏の曲は毎回リズムが難しい。
変拍子は無いのに4/4などを6/8風に聴かせる構成が多くて大変。
兎に角リズムが狂わないようにしないといけない曲。
音楽は非常に綺麗な曲で、音色も勝負。
課題曲W:ブラジリアン・ポートレイト(★★★☆☆)
★3つと書いたが、この98年の中で1番辛い曲だと思うよ。
このサンバ風の楽しい曲だが、兎に角マラソンみたいに疲れる曲。
どの楽器も疲れて自由曲でばてそうだ・・・。

1997年
課題曲T:マーチ「ライジング・サン」(★★★★☆)
まさにコンサートマーチ。
木管はリズムが複雑で大変。
出だしのトランペットは物凄く難しい。
トリオは伴奏がベルトーンで音楽が止まりそう。
メロディー自体は親しみやすく、かなり良い曲だけどね。
課題曲U:マーチ「夢と勇気、憧れ、希望」(★★★☆☆)
楽譜を見た事が無いので違った申し訳ないが、恐らく4/4拍子での3連符多用の曲。
6/8拍子と違って通称「タッカ」のリズム(付点8分音符+16分音符)のリズムが現れるので難しい。
他に難しい要素は無いが、この構成で★3つ。
課題曲V:五月の風(★★★☆☆)
6/8拍子の課題曲マーチでとても人気のある曲。
しかし、結構細かい音が多いし金管のパワーが必要で難しい部類。
しかも先述の6/8拍子はリズムを取るのが難しいしね。
課題曲W:ラ・マルシュ(★★★★☆)
一言で言うと滅茶苦茶なマーチ。
作ったのが高校の先生らしく、普通に聞く分には面白いよ。
しかし、構成が本当に変わっており普通のバンドでは形にすらならない恐れがあるよ。
リズムも楽器の使用方法も物変わりで、後半にはTUTTIでの伸ばしがあったり常識が通用しない。
物変わりなマーチを演奏したいバンド以外にはお勧めし兼ねる。
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2009年09月06日

2001〜2004年課題曲難易度表(実検作)

よし、続いて2004年以前も書いてみるよ!!

2004年
課題曲T:吹奏楽のための「風の舞」(★★★☆☆)
非常に格好良い曲だが、意外と骨組みがしっかりしているので吹きやすいかと。
ただし、ソロやソリが多めなのがネック。
緩叙楽章歌い込みに力量が問われるかと。
課題曲U:エアーズ(★★★☆☆)
89年課題曲WISHみたいに変拍子や多調など満載だが、以前に比べて物凄く難しいリズムは激減。
ただし、ホルンなどの11度上昇など難しい点も。
エアー=歌なので、勿論綺麗な音色が必須条件。
課題曲V:祈りの旅(★★★★☆)
徐々に音が増える曲だが、序盤の音が薄い場面での緊張感は壮絶。
リズム・音域ともに難しい要素は無いが、この緊張感に耐えられる精神力が必要。
全国では結構人気のあった曲だが、エアーズ以上に音色が問われる曲を選択したチームには脱帽。
課題曲W:鳥たちの神話(★★★☆☆)
取りあえず金管のパワーが必須条件。
中盤のピータールーみたいな破壊音楽から、復興の華々しいファンファーレにパワーが必要。
序盤のトランペットユニゾンは意外と揃わないので難しい。
序盤の木管は練習すれば余裕かと。
課題曲X:サード(★★★★★)
この曲はバンド全員がソリストと考えるべき。
ヴァイオリンソナタの3楽章を吹奏楽にしたらしいが、恐らくヴァイオリンとピアノの編成で書かれたかと。
そんな曲を吹奏楽にしたのだから、勿論音は薄め。
しかも、12/16と非常に読みにくい拍子。
8/12拍子なら普通なのに、12/16拍子なので楽譜が物凄く読みにくい。
現代風多調和音を多用しているのに、主旋律は非常に綺麗なので余計に難しい。
この曲を選択した龍谷大(毎年課題曲Xを選択する実力校)には本当に尊敬だよ。


2003年
課題曲T:ウィナーズ-吹奏楽のための行進曲-(★★★☆☆)
取りあえずマーチ(式典行進曲)なのにオーボエ大活躍。
非常に格好良い式典行進曲だが、主旋律が非常に目立つ曲なので大変。
3連符が多めなのでリズムが取りづらい。
取りあえず音色に自信が無いと絶対にやっては行けない曲。
課題曲U:イギリス民謡による行進曲(★★★★☆)
この人の曲は非常に細かく作られているね。
音も細かいし、常に対旋律も登場。
楽器の色彩も豊かで、しかもイギリス系音楽を引用しているので分かりやすく力量が問われる。
課題曲V:行進曲「虹色の風」(★☆☆☆☆)
課題曲マーチに相応しい明るい曲。
難しい要素は特にないし、特に入門編として中学生に練習させたい感じだよ。
しかし、これをコンクールでやると意外と大変。
メロディー・ハーモニー・リズムの3要素に無駄がないので、実力が良く分かる曲。
まあ、簡単な課題曲には変わりないが。
課題曲W:マーチ「ベストフレンド」(★☆☆☆☆)
これも簡単な部類。
課題曲3よりも細かい動きが多いが、まあ普通に練習すれば余裕でしょう。
落ち着いたVか躍動感のあるWかの選択だね。
課題曲X:マーチ「列車で行こう」(★★★★★)
物凄く難しいマーチ。
非常に細かい上に上下に激しく動く旋律は幾ら練習しても大変。
全音階的な動きも普通の人には違和感あるだろうし、中盤はJAZZ風でパワーが必要。
しかも伴奏も難しいリズムでかみ合わない恐れ十分。


2002年
課題曲T:吹奏楽のためのラメント(★★★☆☆)
非常に重い曲。
これ程重い曲は嗚呼!とか交響的譚詩などくらいかな。
何もかも救いの無い哀しくて重い曲。
音楽的難易度だとそれ程では無い。
ただし、5分以上続く嘆きの音楽を維持するのは非常に困難。
ホルンだけは★4つであり、音楽の中核に位置する重要なパート。
課題曲U:追想〜ある遠い日の〜(★★★☆☆)
6/8を中心とした旅愁にかられる綺麗な曲。
速い部分が細かいので合わせるのが多少困難。
まあ、心に残る素晴らしい曲で、中高生にこそやってほしい。
課題曲V:ミニシンフォニー変ホ長調(★★☆☆☆)
技術的には比較的楽な部類。
しかし、古典的なシンプルな曲は粗が目立つ。
つまり、一人でも駄目だと全てが終わりに・・・。
このタイプの曲は1つのミスが致命傷になりえるので選択し辛い。
課題曲W:吹奏楽のための「ラプソディア」(★★☆☆☆)
日本的音階や和音を使用した曲だが、非常にノリノリである。
トランペットに多少のパワーが必要なのと、6/8+3/4拍子がややリズムが難しい程度で吹きやすい曲かと。


2001年
課題曲T:式典のための行進曲「栄光をたたえて」(★☆☆☆☆)
式典行進曲だが、ウイナーズみたいにソロが少ないし、何と言っても変ロ長調なので吹きやすい。
テンポが遅い分音色には細心の注意が必要だけどね。
課題曲U:平和への行列(★★☆☆☆)
短調の耳に残る面白いマーチ。
スネアドラムやピッコロは★3つかな。
意外とホルンやトロンボーンが目立つので、中低音の強いバンドにお勧め。
課題曲V:あの丘をこえて(★★☆☆☆)
非常に洒落たマーチ。
主題の細かくて華やかなテーマは楽しい限り。
★2の理由は、中間部分のシンコペーションが面白いが合わせにくいから。
本当にシンコペーションが多い。
旋律は非常に瀟洒で素晴らしいマーチ。
課題曲W:行進曲「SLが行く」(★☆☆☆☆)
非常に素直なマーチ。
難しい要素などは特に無いが、重くならないように気をつける事と、演歌吹き(こぶしを入れた重々しい演奏)にならない程度。
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2009年09月04日

2005〜2009年課題曲難易度表(実検作)

以前に課題曲の難易度表を作る話をしたが、頓挫したよ。
気まぐれだが実験的に(適当に)やってみるよ。

2009年
課題曲T:16世紀のシャンソンによる変奏曲(★★☆☆☆)
演奏するだけならそれ程難しくないよ。
しかし、音楽の基本とも言える形ばかりで極めるのは本当に難しく、最上の演奏するとなると★+2かな。
課題曲U:コミカル★パレード(★★☆☆☆)
音が薄めで細かい動きが多いが、それ程困難な箇所は無いかと。
課題曲V:ネストリアン・モニュメント(★★★☆☆)
複雑な動きが多いしホルンなど非常に音が高いし、アフタクトから始まるTUTTIなど難しい要素満載。
課題曲W:マーチ「青空と太陽」(★☆☆☆☆)
ファンファーレのトランペットとトロンボーンにホルンのグリスツァンドが難しいが、それ以外に難しい要素は無いかと。
躍動感が少ないマーチなので、テンポが遅くなる可能性あり。
課題曲X:躍動する魂 〜吹奏楽のための〜(★★★★☆)
課題曲Xは★4つ以上になるよね。
意外とTUTTIが多いので楽譜の細かさの割に合うかもしれないよ。

2008年
課題曲T:ブライアンの休日(★★☆☆☆)
トランペットは★1つ追加。
トランペットを中心とした明るいマーチであり、トランペットが疲れたら全てが終わりに・・・。
課題曲U:マーチ「晴天の風」(★★★☆☆)
明るい曲想に対してかなり難しいマーチかな。
非常に細かい動きが多いし、合わせ辛い箇所が多数あるよ。
課題曲V:セリオーソ(★★★☆☆)
動き自体はそれ程難しくないし、どのパートもそれ程困難な音は無いかな。
しかし、曲を理解するのが難しく、棒読みな平淡な演奏になる可能性が高いよ。
課題曲W:天馬の道 〜吹奏楽のために(★★★☆☆)
分かりやすい曲想だが、拍子やリズムが複雑なので練習に時間がかかりそうだよ。
それ程酷い音域は無いかな。
課題曲X:火の断章(★★★★☆)
5連符系を中心とした炎のうねりを表現しているかの曲であり、木管は10連符ばかりで大変。
まあ、上行系+下降系の音列なので練習すれば大丈夫なレベルだけどね。

2007年
課題曲T:ピッコロマーチ(★★★☆☆)
こぢんまりとしたマーチなのだが、全体的に休みが少なくて疲れる事間違い無し。
誤魔化しの効かないシンプル系なので弱いパートがあると絶対に出来ない曲。
課題曲U:コンサートマーチ「光と風の通り道」(★☆☆☆☆)
主題のフレーズが妙に長く間延びしそう。
トリオもフレーズが長いし、この曲は十分にブレスを取る事を心掛けよう。
技術的には難しくないよ。
課題曲V:憧れの街(★★☆☆☆)
壮大なファンファーレやトリオ後半の低音楽器だけの部分など面白い要素満載。
旋律にスラーやテヌート部分が多いので、マーチと言う事を忘れないで気持ちよく演奏して欲しいよ。
少々細かい動きがあるが、特に練習すれば問題ないレベル。
課題曲W:マーチ「ブルースカイ」(★☆☆☆☆)
課題曲のマーチに相応しい明るくて躍動感のある曲。
こう言う曲を中高生に演奏させて欲しいよ。
まさにコンサートマーチ入門編と言った名曲。
少々テンポが速めに設定されているくらいで、難しい要素は無いね。
課題曲X:ナジム・アラビー(★★★☆☆)
2005年のマーチと方向性が同じで手抜きにも見えてしまう可哀想な曲。
ファンファーレ自体は音が低めなのでパスクロマーナより簡単。
木管の6連符をどう料理するかに掛かっているが、複雑に書かれていないので大丈夫かと。
まあ、トランペットやホルンの音域は結構高いし休みが少ないので大変だけどね。
それでも、課題曲Xにしては恐らく2009年現在で1番簡単かもしれないよ。

2006年
課題曲T:架空の伝説のための前奏曲(★★★★☆)
分かりやすい曲調だが、これは非常に壮大に書かれており大変。
場面はよく変わるしリズムも和音もシビア。
木管の動きはかなり大変で、ディオニソスを彷彿させる音列も登場。
色んな音楽技法も登場し、最後まで気が抜けない難曲。
課題曲U:吹奏楽のための一章(★★★★☆)
これも難曲。
一定のテンポで細かい動きが続くディベルティメントみたいな軽快な曲。
多調主義の曲であり、もの凄く臨時記号が多くて初心者には無理。
普通読みのトロンボーンにド♭など見慣れない臨時記号があるしね。
課題曲V:パルセイション(★★★★☆)
リズム勝負の曲。
兎に角複雑に絡まる音が多い。
低音パートだけでなく、高音楽器もパルス部分の8分音符を受け持つなど油断ならない曲。
3連符と8分音符などやり辛いリズムが多数な難曲。
課題曲W:海へ... 吹奏楽の為に(★★★☆☆)
6/8拍子を練習する事が全て。
ゲーム音楽っぽいのは良いとして、中間部分にてドラクエを引用するのはちょっとね・・・。
音が薄いので全国では人気無かったが、分かりやすい曲で6/8の練習にもなるし練習曲に良いかも。
課題曲X:風の密度(★★★★★)
これは非常に難しい。
2009年課題曲Xに似ているが、こちらは少数の楽器を組み合わせての流れなので、音楽が止まったりずれたりしそう。
オーボエやフルートなどソロも多いし非常に大変な曲。

2005年
課題曲T:パクス・ロマーナ(★★★☆☆)
最初の金管ファンファーレで全てが決まる曲。
全国大会でも数チームしか決まらなかった屈指の難易度。
後はマイナーコードの格好良いマーチで、難しい要素は無いね。
ファンファーレが非常に難しいので★3つに。
課題曲U:マーチ「春風」(★☆☆☆☆)
特に難しい要素は無いのだが、比較的木管の音域が高いかな。
トランペットがオプションの上の演奏すると格好良くなるよ。
課題曲V:ストリート・パフォーマーズ・マーチ(★★★★☆)
非常に華やかだが異様に細かくて大変なマーチ。
マーチとして掟破りの3/4が登場したり型破りの曲。
アッチェレやリットなども登場するし、基礎が出来ていない人にはお勧めし兼ねる。
しかし、ある程度の経験者にはお勧めする楽しいマーチ。
課題曲W:サンライズマーチ(★☆☆☆☆)
某マーチとタイトルが一緒だったので、慌てて「・」を取ったのが事実らしいね。
学生が作った素直なマーチであり、中間部分の木管の刻みが多少難しい程度かな。
音が薄いので全国では人気無かったが、練習曲になりうる佳作。
課題曲X:リベラメンテ 吹奏楽による(★★★★☆)
マーチっぽい現代曲。
高音から低音まで縦横無尽に駆けめぐる物凄い曲で、簡単なパートなど1つも無し。
16分音符の連続で、しかもアフタクトからの音列が多し。
後半は3連符・6連符が多くなり更に複雑。
意外とパワーで吹ききれるので★4つ。


取りあえず1時間で2005〜2009年を書いてみたよ。
続きは未定であり、これで終了の可能性も。
posted by GOLD at 13:28| Comment(0) | 曲紹介(吹奏楽・課題曲) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月30日

2009年課題曲

遂に更新が滞ってスポンサーのサイトが登場してしまったよ・・・。
なので、そろそろ2009年課題曲レビューを頑張って書いてみるよ。
中々更新出来なかった理由は先述の通り、GOLDの主観による知識で間違った読解になる恐れがあったからだよ。

課題曲T:16世紀のシャンソンによる変奏曲(諏訪 雅彦)
2003年にウィナーズと言う名曲を送り出した諏訪氏の曲だよ。
16世紀と言うだけあってルネサンス系のモチーフを使用しており、音楽の骨組みを勉強出来る曲だよ。
ト短調の主題を何回も変奏するタイプで、どの変奏も非常に綺麗で演奏会にはもってこいだよ。
音源を聴いた事の無い人は、B.マーゴリス氏のテレプシコーレ穏やかな感じと思い浮かべると良いかもしれないよ。
非常に綺麗な曲だが、余りにも正統派は和音な上に誤魔化しの効かない曲なので課題曲として選択するのは勇気が必要だよ。
更に、全体的に高音木管とトランペットにしか旋律が無いので、低音パートは和音構成・リズム構成では重要だが非常につまらないよ。
良い曲だが、これは人気が出なさそうな感じだよ。

課題曲U:コミカル★パレード(島田 尚美)
今回はTとVとXが通常の曲で、UとWがマーチと変わった順番だよ。
非常に洒落たマーチで、ブギ・ウギを感じさせる面白い曲だよ。
全体的に技術も難しい音域も無いのだが、細かく動きが絡まっているので合わせるのが難しいね。
しかも、全体的に旋律部分がレガート奏法が多めでテンポが間延びしそうだね。
全体的に音が薄い割に複雑に絡まっているので、これは上級者向けなマーチだよ。

課題曲V:ネストリアン・モニュメント(平田 智暁)
シルクロードをイメージした重々しい曲で、最近の課題曲では異色な曲だよ。
全体的に変なリズムが多く、東方の神秘を表現するのに成功しているよ。
場面を想定するのが難しそうだが、雲のコラージュみたいに場面の粗筋が書かれているので有り難いよ。
全体的にホルンが非常に難しく、T.サックスやユーホニアムの手助けなしでのソリなどもあるよ。
それに、中盤はランドスケープを彷彿させる複雑な32分音符の刻みが色んなパートに現れ、アフタクトから現れるトロンボーンや、同じ音の細かい連打が苦手な木管にもあるのが困りものだよ。
それに、全体的に5連符が多いのでリズムを合わせるのが難しいね。
冒頭も合わせづらいし、これは課題曲としては選びづらい部類かな。

課題曲W:マーチ「青空と太陽」(藤代 敏裕)
マーチのタイトルによく使われそうな自然をモチーフとした感じだね。
この手の曲は爽やかさを感じさせるのに使われるよ。
全体的に楽式的な機能美に欠ける曲であり、旋律の上がり下がりが中途半端な曲だよ。
下降系の四分音符が非常に多く、マーチとして動きが止まりがちなのが残念だよ。
出だしのファンファーレがトランペット・トロンボーンしか無い上に、ホルンのグリスツァンドと難しいのが印象的だよ。
計3回現れるファンファーレだが、どれも全く同じ形で大変そうだよ。
しかし、それ以外に難しい要素はそれ程無いので、課題曲として選ぶのは無難かと思うよ。
ファンファーレの問題さえクリアすれば、点数の稼げそうな曲だよ。

課題曲X:躍動する魂 〜吹奏楽のための〜(江原 大介)
今年からはこの難しい課題曲のX番も高校生が選べるようになったよ。
2006年の風の密度を彷彿させる細かい動きが非常に多い曲で、これを高校生が演奏するとなると大変な労力になるね。
曲は、タイトルの通り躍動を表す6連符が多く、金管が細かく刻むのが印象的だよ。
勿論難しい部類なのだが、意外と同じ動きが多く、全体のリズム練習をしっかりとすれば演奏出来そうな感じだよ。
とは言っても、結局は作曲者の実験的イメージが強い曲なので、これを理解するのは難しいよ・・・。
まあ、この複雑な動きを躍動する魂と捉えて演奏するのが好ましいかな。

何とか書き上げたが、決して課題曲Wを馬鹿にした訳では無いと弁明するよ。
GOLD的に合わなかっただけであり、この曲が好きな人を否定することは絶対に無いよ。
マーチ2曲とXが人気出そうな感じだよ。
1は音程のズレが完全に分かる恐い曲だし、Vは全体的に表現し辛いからね。
高校生以降はXが多そうだよ。
posted by GOLD at 22:10| Comment(0) | 曲紹介(吹奏楽・課題曲) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月12日

全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集

メインブログに入手したと書いたのだが、こちらで詳しく書いてみる事にしたよ。
参考演奏集Vol1は1975年から1992年までの参考演奏が収録されているよ。
そして参考演奏集Vol2は1993年から去年の2008年までの参考演奏が収録されているよ。
最近の佼成の演奏は冷めた演奏が多いのだが、Vol1の演奏は結構熱い演奏があってビックリしたよ。
まあ、最近の収録は全部大阪市音楽団にして欲しいとGOLDは思っているけどね・・・。
話が反れてしまったが、微妙なミスはあるものの正に参考演奏と言う出来であり、特に以前紹介した課題曲集に収録されていない1998年からの演奏がVol2には全部収録されているのも大きいね。
定価は4725円と高額だが、現在の参考演奏CDが1000円(以前は1500円)なのを考えると、2000年から2008年まで購入すれば8000円なのでお買い得だと思うよ。
そして、何より素晴らしいのが収録曲全部に解説が入っている事だよ。

以前から気になっていたフェリスタスの意味が作曲者の弟子のクリスチャンネームだったりとか、87年の課題曲E(ハローサンシャイン)がGOLDの予想通りA〜Dが難し過ぎた為に追加採用された事実などが載っているよ。
78年の課題曲Eも朝日新聞社100周年記念で追加された事など面白い事実が分かったよ。(録音された後に追加されたみたいで参考演奏の録音は無いよ)
意外とGOLDのレビューが的外れでは無かったのが嬉しく、解説書は更に詳しく書かれている感じだったよ。(まあ、中にはGOLDの文章では的外れだったのもあったけどね・・・)

このCDで懸念する事は、非常に高いCDなのであまりプレスされない可能性があり、廃盤になるのが早いかもしれない事だよ・・・。
欲しい人は多そうだが、2組(各4枚)で9450円だしね。
後は、どうしても昔の音源なので録音状態が良くない事が残念だよ。
まあ、一部は聞き苦しい箇所もあったが、昔の佼成の熱い演奏は価値があるよ。
実力は間違い無くトップクラスなのに、最近の佼成は本当に冷めた演奏ばかりだしね・・・。
posted by GOLD at 01:21| Comment(0) | 曲紹介(吹奏楽・課題曲) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月01日

THE・課題曲

4月に2009年度課題曲のレビューをすると言ったが、結局は出来なかった事をお詫びするよ・・・。
言い訳としては今年の曲なので、少なからずもGOLDの文章で影響が出てしまう事へのプレッシャーだよ。
アクセス数は全然なブログだが、それでも見てくださる人は居るし、いい加減な事を書けないよ。
でも、何としてでも5月中にはレビューしたいと思っているよ!!

お詫びの文章だけでは申し訳無いので、GOLDが最近購入したTEH・課題曲と言う課題曲の抜粋CDのレビューをするよ。
このCDはジュビラーテ・フェリスタス・深層の祭・風紋など根強い人気のCDを新しい録音で収録したCDだよ。
曲目は、
1:ジュビラーテ
2:フェリスタス
3:シンフォニックポップスへの指標
4:高度な技術への指標
5:ポップス描写曲「メインストリートで」
6:ディスコ・キッド
7:イリュージョン
8:吹奏楽のための協奏的序曲
9:風紋
10:吹奏楽のための「深層の祭」
11:オーヴァー・ザ・ギャラクシー
の11曲で、どの曲も人気があるのは間違い無いね。
48分くらいの収録なので、波の見える風景や稲穂の波などの人気曲も収録して欲しかったよ。
しかし、演奏は全体的に間違いが無いだけで冷めている印象・・・。
それに、全体的にテンポがマッタリとして更に冷めていると感じるよ。
正直、課題曲のライブCDみたいな熱さが無くて、ミスが無いだけの演奏と言う感じだよ。
風紋や深層の祭は慣れているのは結構良い演奏だが、他はちょっとね・・・。
このCDの利点は、現在では入手し辛い課題曲Vol1〜7のCDからの名曲を収録した事で、過去の課題曲を初めて聴く人へはお勧めだよ。
タグ:吹奏楽
posted by GOLD at 23:38| Comment(0) | 曲紹介(吹奏楽・課題曲) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月30日

橋本國彦

2009年度吹奏楽課題曲レビューは4月予定だよ。
遅れたのはシーザーの調子が悪いので、暫く様子を見ていたのが1番の理由だよ。
まあ、今まで1番真剣にレビューしていたのが課題曲だけに、気合を気力が必要となる作業だけに、ちょっと時間をかけているよ。

さて、最近はヤフオクにてJAZZとフュージョンとニューエイジのCDを落札しているが、そろそろ欲しいアーティストが少なくなったので、メインジャンルであるクラシックのCDを落札しているよ。
今回紹介する橋本國彦は、矢代秋雄・芥川也寸志・團伊玖磨・黛敏郎の先生であり非常に偉大な人だよ。
上記の4人の曲は難しいが非常に良い曲が多く、橋本國彦の力は凄いと思うよ。
橋本國彦の曲はそれ程有名なのは無かったのだが、最近ネット上の交響曲掲示板にて度々話題になる交響曲第1番ニ調の評価が高まっているよ。
ナクソスがリリースした盤しか音源は無いが、先日遂にヤフオクにて安価に落札が出来たよ。
早速聴いてみたのだが、フランス音楽っぽい流麗さを持った良い曲だったよ。
2楽章に琉球音階が出てくるのが日本風だが、日本の作曲家がコテコテに日本風にするのと違って色んな要素が含まれていて面白いよ。
非常に聴きやすい曲なので、誰にでもお勧め出来るね。
政治的な背景のせいで世に広まらなかったらしいが、このナクソスのCDで広まった感があるよ。
交響曲第2番もあるらしいので、続編にて録音して欲しいと願っているよ。
次は図書館で借りたCDで素晴らしいと思った諸井三郎のCDを探す予定だよ。
タグ:クラシック
posted by GOLD at 22:33| Comment(0) | 曲紹介(クラシック) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

何か変だ!?

シーザーブログの調子が悪いよ!
何故か変なデザインに変更されていたし、最近記事の下に変な文字が映ったりと困っているよ。
偶にしか更新しないので、メインブログと違って弊害は少ないが、それでも課題曲全曲紹介とか過去の遺産はあるし、閲覧出来なくなるのは非常に困るよ。
何とかして欲しいものだよ。

あと、最近は作曲休止中であり、また気分が乗ったらトロンボーンの曲かフルート組曲を完結させたいと思っているよ。
夏までにはトロンボーンソナタ並みの大曲を構想したいと思っているよ。続きを読む
posted by GOLD at 11:52| Comment(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする